2008年 06月 26日
手術のこと
術後2日、おかげさまでもうすっかりいつも通り元気なゆめに戻りました。
昨日まで、気官についた傷で咳が出ていましたが、それも今日は大分いいようです。
それでは、24日の手術の様子を、詳しく書きたいと思います。

長くなるので、お時間のあるときに読んでみてください。






午前11時、病院に到着。
30分ほど待って診察室に入ると、院長先生が笑顔で迎えてくれました。
最近幾度となく痛い思いをして、すっかり病院嫌いになってしまったゆめは、どうにか診察台の上から逃げようとしていました。

血液検査は済ませてあるので、手術の説明を受けて、もう早速午後一番で取り掛かってくれるとのこと。

先生の準備を待って、正午過ぎにもう一度診察室へ。
なるべく興奮させないよう、わたしも麻酔の導入に付き添うことになりました。

中では、手術着に着替えた院長先生と、数人の先生方が待っていました。
前脚に注射や点滴を入れるための留置針を入れ、痛み止めと鎮静剤を打ちました。

そして待合室で待つこと15分。
注射を打たれて興奮気味なゆめ、ちっとも落ち着く気配がありません。
これで大丈夫なんだろうか…と思っていたら、ちょうど呼ばれてまた中へ。
ここでちょびっと問題発生。
留置針の中が詰まってしまい、次の注射液が入っていきません。
やはり血が濃いため、血液が固まってしまったようでした。

もう一度、今度は左前脚から留置針を入れ、2本ほど注射を入れました。
ゆめは息も上がって、ブルブル震えています。涙も出ていました。

そして、導入麻酔・プロポフォールの白い液体がゆめの腕に入って行き、しっかりと"ほてい"されていたゆめの足の力が抜け、目がうつろになって、焦点が合わなくなってゆきました。

プロポフォールが入って力が抜けてもなお、ゆめは首を何度も大きく回し、目は役に立たなくなっていたのでしょうか、わたしの事をなんとか鼻で探し当てようとしていました。

先生方が、もうこれで効いているので、すぐに移動します、とおっしゃいました。
わたしはゆめの顔をなでて、頑張るんだよ!と何度も声をかけました。
ゆめはわたしの腕を2回鼻でつついて、先生に抱かれて手術室へと向かいました。朦朧としているゆめの目は涙で濡れていました。

注射も痛かっただろうし、怖かっただろう。何をされるのかわからないのだから…。
ゆめの、普段と違う姿を見るのはとても辛いことだと知りました。
避妊手術のときも、ひとりで、こんな思いをしていたのでしょう。
待合に戻ったら、自然と涙がこぼれ落ちました。


歯茎の止血検査も無事クリアして、手術に取り掛かったというのを確認してから、病院を出ました。
ゆめパパに連絡を取り様子を伝えると、麻酔から覚める頃に駆けつける!ということでした。


手術中は気が気でないだろうと思ったけれど、きっとゆめは頑張っていてくれるからと、意外と落ち着いていられました。がんばれ、がんばれ!と念じながら、お昼を飲み込みました。

待っている間、携帯からブログのコメントを見て、なんども読み返していました。本当に心強かったです。ありがとうございました!


3時の迎えという約束だったのだけれど、2時頃、ゆめパパが駆けつけ、病院の前で待っていようと思い行ってみると、無事手術が終わったので面会できるとのことでした。
落ち着いてからのほうがいいかと思ったのですが、わたしたちがいた方が安心できるかも、と、個室の面会室でゆめを待ちました。

先生に抱きかかえられて部屋に入ってきたゆめは、エリカラをつけて毛布にくるまっていました。
カラーの中は血のにおい、朦朧とした状態で、麻酔後のため体は冷たく、震えていました。
毛布の上に横たわらせると、なんとか立とうと、動こうとします。当然、脚に力は入りません。
暑いからと開けてもらっていた窓を急いで閉めて、ゆめを抱きかかえました。
名前を呼んでも顔を少し動かすだけで、あまり反応はありません。
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抜歯した左側の目とそのまわりが腫れているのがわかるでしょうか。

毛布で2重にくるみ、わたしの体温とゆたんぽで、必死に体を温めました。低体温なわたしと同じかそれ以下の体温でした。
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1時間ほどそうして温めていると、だんだんと震えが治まってきて、呼びかけにも反応するようになり、脚にも力が入るようになってきました。

まだ体温が低いので抱いていたいのに、ゆめは部屋の様子を探ろうと、歩き回ろうとします。
まだ目はちょっとうつろだけど、確実に麻酔から覚醒してきていて安心しました。
ごほうびたくさんあげるからね!という言葉に反応して、ずっと伏せっぱなしだった耳が立って目が輝いた時は、涙が出るほど嬉しかったです。

何度か先生方が様子を見に来てくれ、3時半頃、体温も大分回復して普通に立てるようになり、診察室へお話を聞きに行きました。

今回抜いた第四前臼歯という大きな歯と歯のレントゲンを見て、ああ、ゆめは頑張ったのだな~と実感しました。

3分割された歯。見えていた部分より根っこのほうが大きい!
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気分を悪くされたらごめんなさい。

病院の方針で歯のクリーニングも一緒にしていただいたので、これからは歯磨きを習慣づけキレイになった歯を維持して、もう二度とこんな思いをさせないぞ!!と心に誓い、病院をあとにしたのでした。

車に戻ったゆめ、まだ口を閉められません。
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疲れて眠ろうとするのですが、眠るのが怖いのか…ハッ!と気づいてすぐに起きてしまいます。


家に帰ると、キッチンの前でごほうびをねだるゆめ。
当たり前の光景がすごく嬉しく感じられました。でも、おやつはまだ!しばらくしてから水を少し舐めさせて、それからヤギミルクを薄めたものを飲みました。
夕ごはんは、お豆腐とヤギミルク、バナナ、野菜の粉末をブレンダーで液状に。
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昨日は消化にいいように作ったごはんを食べ、元気だけど少し咳が心配でした。
頬の腫れも少しありました。
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今日はやわらかめを意識したほぼ普段どおりのごはんでした。
もう腫れも引いてすっかり元気です。
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鼻デカだ~


今回、ゆめが頑張ってくれて無事に手術が済んだこと、とても嬉しく思います。
けれど、やはり原因は骨を与えたというわたしのミス。
もうこのような思いをする子がこれ以上増えてほしくありません。
今回、破折事故からたどり着いて色々勉強させていただいた、ゆめと同じ経験をしたわんこたちの症例がまとめてある「歯を大切に」というHPをリンクさせていただいたので、ぜひ皆さんもご一読ください。

応援してくれていた皆さん、お世話になった病院の先生方や看護師さん、本当にありがとうございました!!
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by yume-whi | 2008-06-26 19:27 | 健康


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